2011年 10月 17日
初の作品集『食べて無くなる和菓子』 いよいよ発売です! |
作品がたまってきたので、作品集を作りたいなと思っていた頃『きょうと小冊子セッション』へのお誘いがあり、今年の夏から作品集づくりにとりかかりました。
作品を絞り込み、ひとつひとつコメントをつけて、撮影して、デザインも考えて、、、という過程を自分たちだけで進行していくには、あまりにも気の遠くなるような仕事だったので、どうしようと悩んだ結果、いつもお世話になっているモーネ工房の井上由季子さんにご協力していただくことになりました。
本の中には載せきれなかったたくさんの感謝を、この場をお借りして書かせていただきたいと思います。
ただでさえ忙しいゆきさんに、本作りド素人の私たちがスケジュールぎりぎりでお願いするという厚かましいにも程がある行為を、悩みながらも笑顔で楽しそうに快諾してくださったこと、本当に本当に本当に感謝です。
ゆきさんの教えの通り、まず本全体のイメージを1ページずつ鉛筆でラフを描き、それをのり付けして本になる前の本を作るところからはじまり、そのうちに実際にパソコンでデザインをしてくれる加藤訓子さん(アニキ)を紹介してもらい、ゆきさんは総監督のような立場で本全体を監修していただくことに決まりました。
アニキは、ご自身の仕事のかたわら毎週末、私たちの冊子のデザインを仕上げてくれました。何通りものパターンを出してくれて、わかりやすく組み立ててくれました。頼りっぱなしでしたが、アニキは本当に頼もしく、仕事のできるかっこいい人です。アニキとものづくりができてよかった、会えてよかったと心から思います。ありがとうございました!
撮影は、私たちがモーネにお世話になりだしてからずっといつも見守っていてくださった橋本真紀さんにお願いしました。あんこ大好きのまきさん、撮影もすごく楽しく進んで、遅くまで色調整をしてくださっていました。お仕事の合間に、協力してくださったこと、元気をくれたこと、ありがとうございました!
表紙のアイデアがなかなか出てこなかったのですが、じつは私(内田)が間違って拡大で出力してしまった『枕もち』の写真。それを半分に折ったらなんとも不思議な感じになって、ゆきさんがそれに反応してくれたのがきっかけで出来上がりました。偶然の産物です。
タイトルは杉山が出した案でそのまま決定。
ゆきさんの影響を受けて一冊一冊、手作りの感じを出したいと思い始めていたので、モーネのわかちゃんに協力していただいて、活版印刷でタイトルを刷ってもらい、それを手で貼っていくということになりました。
わかちゃんは活版印刷の機械を持っていて、私は活版についてはほとんど何も知識がなかったので、お手伝いという名目で見学もさせてもらいました。何刷か刷らせてもらったのですが、楽しかったです。アナログの良さをしみじみ感じました。お休みの時間を、何百と刷っていただいて、本当に感謝しています。ありがとうございました!おうちもすてきだった!
そして、モーネに長時間居座ることが多かった私たちに、毎回温かいおいしいごはんをだしてくれたこまっちゃん、おやつと元気をくれた喜久子おかあさんとラフ、見守っていてくださったセイケンさん、モーネ工房のみなさんに、この場をお借りして感謝いたします。本当にありがとうございました。
最後に、こんな大自慢の1冊を作る機会をくださった恵文社一乗寺店さま、ガケ書房さま、ありがとうございました。イベントが大成功することを願って。
手にとってくださった皆様に、和菓子の新しい可能性とおもしろさが伝わることを願って。
そしてこれからもどうぞ、日菓をごひいきによろしくお願いします。
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日菓
内田美奈子 杉山早陽子
※小冊子『食べて無くなる和菓子』は、イベント期間中、恵文社一乗寺店またはガケ書房の2店舗のみで販売されます。イベント終了後の取り扱いに関しては、また追ってお知らせいたします。
◯◯◯イベント情報◯◯◯
『きょうと小冊子セッション』
2011年10月18日(火)〜10月31日(月)
http://gakeibunsha.jpn.org/
会場:恵文社一乗寺店内 ギャラリーアンフェール/ガケ書房
恵文社一乗寺店、ガケ書房両店がキュレーションし、制作を依頼した作り下ろし20組(初公開オリジナル)と、一般公募から厳選された10組、そして東京はZINE'S MATE/TOKYO ART BOOK FAIRディレクションによる10組、恵文社一乗寺店、ガケ書房両店が作成するオリジナル冊子2組を含めた計42点もの小冊子が集合します。
(その他、関連イベントあり。イベントに関するお問い合わせは、各店舗へお願いします。)
作品を絞り込み、ひとつひとつコメントをつけて、撮影して、デザインも考えて、、、という過程を自分たちだけで進行していくには、あまりにも気の遠くなるような仕事だったので、どうしようと悩んだ結果、いつもお世話になっているモーネ工房の井上由季子さんにご協力していただくことになりました。
本の中には載せきれなかったたくさんの感謝を、この場をお借りして書かせていただきたいと思います。
ただでさえ忙しいゆきさんに、本作りド素人の私たちがスケジュールぎりぎりでお願いするという厚かましいにも程がある行為を、悩みながらも笑顔で楽しそうに快諾してくださったこと、本当に本当に本当に感謝です。
ゆきさんの教えの通り、まず本全体のイメージを1ページずつ鉛筆でラフを描き、それをのり付けして本になる前の本を作るところからはじまり、そのうちに実際にパソコンでデザインをしてくれる加藤訓子さん(アニキ)を紹介してもらい、ゆきさんは総監督のような立場で本全体を監修していただくことに決まりました。
アニキは、ご自身の仕事のかたわら毎週末、私たちの冊子のデザインを仕上げてくれました。何通りものパターンを出してくれて、わかりやすく組み立ててくれました。頼りっぱなしでしたが、アニキは本当に頼もしく、仕事のできるかっこいい人です。アニキとものづくりができてよかった、会えてよかったと心から思います。ありがとうございました!
撮影は、私たちがモーネにお世話になりだしてからずっといつも見守っていてくださった橋本真紀さんにお願いしました。あんこ大好きのまきさん、撮影もすごく楽しく進んで、遅くまで色調整をしてくださっていました。お仕事の合間に、協力してくださったこと、元気をくれたこと、ありがとうございました!
表紙のアイデアがなかなか出てこなかったのですが、じつは私(内田)が間違って拡大で出力してしまった『枕もち』の写真。それを半分に折ったらなんとも不思議な感じになって、ゆきさんがそれに反応してくれたのがきっかけで出来上がりました。偶然の産物です。
タイトルは杉山が出した案でそのまま決定。
ゆきさんの影響を受けて一冊一冊、手作りの感じを出したいと思い始めていたので、モーネのわかちゃんに協力していただいて、活版印刷でタイトルを刷ってもらい、それを手で貼っていくということになりました。
わかちゃんは活版印刷の機械を持っていて、私は活版についてはほとんど何も知識がなかったので、お手伝いという名目で見学もさせてもらいました。何刷か刷らせてもらったのですが、楽しかったです。アナログの良さをしみじみ感じました。お休みの時間を、何百と刷っていただいて、本当に感謝しています。ありがとうございました!おうちもすてきだった!
そして、モーネに長時間居座ることが多かった私たちに、毎回温かいおいしいごはんをだしてくれたこまっちゃん、おやつと元気をくれた喜久子おかあさんとラフ、見守っていてくださったセイケンさん、モーネ工房のみなさんに、この場をお借りして感謝いたします。本当にありがとうございました。
最後に、こんな大自慢の1冊を作る機会をくださった恵文社一乗寺店さま、ガケ書房さま、ありがとうございました。イベントが大成功することを願って。
手にとってくださった皆様に、和菓子の新しい可能性とおもしろさが伝わることを願って。
そしてこれからもどうぞ、日菓をごひいきによろしくお願いします。
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日菓
内田美奈子 杉山早陽子
※小冊子『食べて無くなる和菓子』は、イベント期間中、恵文社一乗寺店またはガケ書房の2店舗のみで販売されます。イベント終了後の取り扱いに関しては、また追ってお知らせいたします。
◯◯◯イベント情報◯◯◯
『きょうと小冊子セッション』
2011年10月18日(火)〜10月31日(月)
http://gakeibunsha.jpn.org/
会場:恵文社一乗寺店内 ギャラリーアンフェール/ガケ書房
恵文社一乗寺店、ガケ書房両店がキュレーションし、制作を依頼した作り下ろし20組(初公開オリジナル)と、一般公募から厳選された10組、そして東京はZINE'S MATE/TOKYO ART BOOK FAIRディレクションによる10組、恵文社一乗寺店、ガケ書房両店が作成するオリジナル冊子2組を含めた計42点もの小冊子が集合します。
(その他、関連イベントあり。イベントに関するお問い合わせは、各店舗へお願いします。)
by nikka-pokka
| 2011-10-17 21:06
| 『食べて無くなる和菓子』